清浄心院・高野山文化歴史研究所– category –

冬の寺宝展では、星曼荼羅を公開しておりましたが、諸事情により変更になりました。今回公開される寺宝は、江戸時代末期の銅製蓮華式香炉。現在、未公開の廿日大師堂にて、年に1回だけ香が焚かれる貴重な香炉です。ぜひ、この会期中にご覧ください。

清浄心院では当院の文化財の調査・研究の中で発見された宝物を順次公開しています。今回の冬の展示会では、2月の節分の時期に行われる星供養に合わせ、清浄心院所蔵の星曼荼羅を公開いたします。ぜひ、この会期中にご覧ください。

夏の寺宝展は『高野山蓮華曼荼羅絵図』（こうやさんれんげまんだらず）写本を展示いたします。この絵図は高野山を蓮華の花に模して描かれたもので、特に清浄心院所蔵の本図は蓮華をリアリティに表現したもの。ぜひ、この会期中にご覧ください。

清浄心院 高野山文化歴史研究所・木下所長が6月6日（木）当院大広間にて『高野山学』体験講座を講演いたします。テーマは『清浄心院と奥之院石塔』。事前申し込み不要ですので、ご希望の方は当日当院までお越しください。

好評の寺院見学は、清浄心院 高野山文化歴史研究所・木下浩良所長に監修をしていただいておりますが、今年5月から基本的に毎週日曜日、寺院見学の場合に木下浩良所長自らが案内してくださることになりました。

清浄心院 高野山文化歴史研究所・木下所長が4月17日放送予定のテレビ番組『歴史探偵』（NHK）に少し登場される予定です。弘法大師・空海についてのテーマなので、お大師さま、高野山ファンは必見です。

この度、清浄心院が管理する奥之院の豊臣秀頼・淀殿の2基の五輪塔が、総本山金剛峯寺と国の補助金によって元の姿に修繕されました。これを記念し、総本山金剛峯寺執行長・高野山真言宗宗務総長の今川泰伸師に木下浩良所長が特別インタビューを実施しました。

高野山を描いたもっとも古い絵図といわれる『金剛峯寺御手印縁起』。この絵図の江戸時代に描かれた写本を展示します。現在、NHK大河ドラマ『光る君へ』で話題の藤原道長が参詣時に見たであろう当時の高野山の様子がわかります。