清浄心院の傘桜が満開を迎えています(2023年4月9日撮影)
清浄心院は高野山で一番有名な桜の名所。現在、境内には豊臣秀吉を愛でたといわれる「傘桜」が満開を迎えています。例年よりも少し早く咲き、休日はカメラを構える多くの方々がいらっしゃいました。
傘桜とは?
満開時の形が傘に似ていることから「傘桜」と呼ばれ、別名「太閤桜」とも呼ばれることがあります。文禄三年(1594年)豊臣秀吉が高野山で母の法要を執り行ったときに清浄心院で花見を催し、「年を経て老木も花や高野山」と傘のように咲いていたサクラのことを歌に詠んだと伝えられています。