春の寺宝特別展を開催!

春の寺宝展 会期 令和6年3月1日~5月31日迄

 清浄心院では当院の文化財の調査・研究の中で発見された宝物を順次公開しています。今回の寺宝展は現在放映中のNHK大河ドラマ『光る君へ』にちなみ、『金剛峯寺御手印縁起』(こんごうぶじおていんえんぎ)写本を展示します。
 この絵図は高野山を描いたもっとも古い絵図といわれ、藤原道長が高野山参詣をした治安3年(1023)より60年ほど前のものです。清浄心院にあるものは江戸時代に描かれた写本ですが、当時、道長が見たであろう高野山の様子が伺い知れると思います。ぜひ、この会期中にご覧ください。

『金剛峯寺御手印縁起』写本(江戸時代)
【会期】令和6年3月1日~5月31日迄
【時間】①11時~ ②12時30分~ ③16時~
【拝観料】護摩木1本(1,000円)※宿泊の方は無料
【予約】 寺宝展をご覧になりたい方、寺院見学をご希望の方はこちらから事前予約をお申し込みください。
【拝観方法】ご予約のお時間までに清浄心院受付に集合ください。お時間になりましたらスタッフが、客殿・霊牌堂(阿弥陀如来像/運慶作・重要文化財)・大台所・囲炉裏の間(寺宝展会場)を順番にご案内いたします。

また、清浄心院 高野山文化歴史研究所webサイトにて、木下所長が『金剛峯寺御手印縁起』について詳しく解説した記事がアップされています。下記からアクセスください。